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◆チームブログ◆ 提案書とWebデザインの違い

  • shigeru-nagai
  • 2023年6月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月5日

 本日は、パワーポイントによる提案書とwebサイトのデザインの違いについてです。


 パワーポイントによる提案書ついては、時間に限りのあるプレゼンテーションとなりますから、過不足なく情報を配置する必要があります。シンプルに表現するパートと情報が網羅されたパートとは当然分けられるものと思います。これらは同じように比較されるものではないと思います。


 一方、Webサイトのデザインは、ユーザーが自由に閲覧できるものです。そのため、情報を階層化して整理し、ユーザーが興味を持ったものを探しやすくする必要があります。また、Webサイトはブラウザやデバイスによって表示が変わることも考慮しなければなりません。


 パワーポイントによる提案書は、例えば、取引先との面談時間を含む限られたリソース配分の中、プレゼンテーションの目的や構成を明確にし、文字や図などのサイズや位置をそろえて丁寧な作り込みが必要になってくるでしょうし、そもそも用途がWebデザインとは異なります。


 結論として、パワーポイントによる提案書とWebサイトのデザインは、用途や目的が、異なりますから同じようには比較が出来ませんし、そもそも するべきではないと私は考えます。


 尚、よくあるパワーポイント不要論についても弊社は側面としては正しく、側面としては懐疑的です。これも用途によるからです。関係構築の浅い営業先に対して、または競合複数社のコンペティションにおいて、パワーポイントやそれに類するソフトウェアを使わず、視覚的にデザイン性のないテキストオンリーの書類で契約を得るのは難しいのではないでしょうか。額が大きくなればなるほどです。


 弊社は、社内用の資料においては、パワーポイントは無駄が多いので、極力 無くしてワードにすべきと常々考えています。社内の同意を取り付けるのにパワーポイントは時間的なロスが多いからです。レイアウトを考えるのは、適当なパワポの書類においても、それなりに時間を要します。最近は、AIによる作成支援機能もありますが、最後の手直しや調整は人間の行う事で、その点、やはり時間的なロスを生みます。(※繰り返しますが、対外的な書面においては、パワポは、その用途としては有用と思います。)


 少し脱線してしまいましたが、パワーポイントによる提案書とwebサイトのデザインの違いを理解することで、それぞれに適した方法で情報を伝えることが出来るかと存じますので、弊社が何かしら お役に立てそうでしたら、気軽にお問い合わせ下さい。



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