◆チームブログ◆ パワーポイントの使いどころ
- shigeru-nagai
- 2023年8月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年12月5日
本日は、パワーポイントの使いどころついて。
これは端的に申し上げます。大まかにパワポが使われるシーンでは、2つのパターンがあるかと思います。これをゴチャ混ぜにしてはいけないでしょう。
● 社内調整用: パワーポイントは無駄なケースと、有益なケースに分かれます。
社内やチームにおける内々の会議資料や 外部への提案前の とっかかりの社内調整用では、レイアウトを考える時間と労力が無駄なので、基本は ワードで文章を構成するだけで十分だと思います。弊社も 社外向けのプレゼン用 パワーポイント作成の前には、必ず チーム内における 提案調整用の下書きレベルではワードから始めます。レイアウトを構成する時間と労力が、そのフェーズにおいては そもそも無駄だからです。
但し、パワーポイントの良さは労力のかかる分、作り手にもよるのですが、「わかりやすい」「理解しやすい」「合意形成を図りやすい」という良さもありますので、業務における関係者が縦横に多岐にわたるケースや、プロジェクト単位で様々なチームで構成される場合等、柔軟に丁寧に合意形成を図るにあたっては、社内用であってもパワーポイントが必要なケースは 当然ながら あると思います。
ですので、使用については その状況に応じて是々非々で考えられるべきかと思います。
● 社外提案用:パワーポイントの使用はポジティブに作用するでしょう。
これは当たり前なのですが、競合他社のある事ですから 基本的にパワーポイントは現状においては必須だと思います。情報を削ぎ落とす・情報を網羅する、こうした傾向以前の問題としてです。
ワードの資料だけで提案を勝ち取る等は、そもそもからして、先方企業と良好な関係であるという事の証左であったり、そもそもの実物の提案対象のプロダクトを触って頂ける事が出来る等、これらのケースにおいてはパワーポイントはなくても良いかもしれません。ただ、殆どのケースではそうではありませんので、こちらも状況に応じて是々非々で判断されるべきかと存じます。基本は、パワーポイントの使用を前提に考えられるべきでしょう。
10年近く前から この議論はあるのですが、使用される用途やシーンというのを考慮していない議論や、そもそも結論ありきのポジショントーク的なものが殆どで、パワーポイントもワードも所詮は 人間の扱う道具でありますから、その特性というものをよく留意して、判断すべき・議論すべきであると、弊社は 常日頃から考える次第です。
