◆チームブログ◆ 台湾華僑と繋がってみたい。
- shigeru-nagai
- 2023年5月31日
- 読了時間: 2分
私が以前に紹介した本のバリエーションに、非常に限られた地域の唐人町にやってきた、明からの渡来系華僑にだけ絞った、これまたディープな本があります。
パラパラとめくっていると地域に大変な貢献をなした華僑の医学博士がおり、○○の武家集落の○○家と結びついた…と。実子はできなかったが、その武家の娘と最後まで仲睦まじく過ごしたとあります。
ん?実家の武家集落?そこの○○家?と、手持ちの別資料をパラパラと見てみましたら、覚えてるもんだなと。ありました。その○○家との姻族関係。江戸後期まで関係があったようです。おお、遠縁だ遠縁だと、少し面白くなってきました。
この方は、「竹節人参」を初めて採取した華僑の医学博士(かきんきつ)で、この方が採取する以前は、その辺に生えている雑草としか扱われていなかったようです。
この博士のおかげで、地域のQOL(生活の質)が向上したとあり、江戸期を通じて、お墓に参られる一般の方々がおられたようです。
また、華僑のイメージにふさわしく お金持ちだったそうですね。明から財をもってきたのでしょうか。それとも「竹節人参」の売買益でしょうか。このあたりは、更に文献調査を深堀すれば わかるかもしれません。
文献調査は、こうした思いがけないディープ情報に巡り合う事があるので、とても面白いなと思います。CahtGPTには、このあたりのディープ情報は絶対に拾えませんので、やっぱり、まだまだ文献調査は欠かせないと思います。
明からの渡来系華僑は、うろ覚えなのですが、台湾に多かった覚えがあります。
何かの縁なので、台湾華僑の事業家の方、お仕事ご一緒できたら嬉しいです。
