top of page

◆チームブログ◆ 破壊されたお寺を調査せよ

  • shigeru-nagai
  • 2023年5月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年6月16日


 本日は所用ありまして、自分の実家あたりのお寺についてを調べておりました。


 私の実家あたりは廃仏毀釈が強烈だったらしく、禅寺については 根こそぎ破壊されていまして、私の実家集落の禅寺においても例外なく破壊された経緯があります。


 調べてみますと、実家の武家集落に由緒のあるお寺があったようなのですが、完全破壊されて原型すら留めていません。禅寺の宗派を知りたかったので、とりあえず手持ち文献の以下を手に取りました。寺と墓地のみに絞った、私の所有するディープ本の一つです。ネットがあれば何でも調べられるのはあくまで表層のみなので、ディープ情報がほしい場合においては、文献調査は欠かせません。

 



 非常に狭い地域に絞ったディープ情報満載の一冊。

 ということで宗派特定(臨済宗ですね)。うろ覚えは駄目なので、ページをコピーと。


 私自身は神社も大好きなのですが、こうした調査も興味がひかれますね。


 ここから更にディープな情報が欲しい場合は、蔵書量の多い県立/府立の中央図書館や国立国会図書館との往復の日々となります。(※例えば、●●年頃の寺の住職は誰それで何処から来たのか?等。こうしたディープ情報の調査は、世間を賑わせているChatGPT等ではは現時点においては難しいです。ここから先もしばらく難しいと思います。)


 今回は、ちょうど私ごとの調べものがあったのでブログにしましたが、弊社の調査事業では、基本は、対象となる自治体の周辺情報、企業のマーケティングや販促はじめ、こうした文献調査はごく一般的に行っております。


 弊社の考え方にはなりますが、調査事業においては専門的な知識の有無よりも、どちらかというと常軌を逸した熱量の方が大事だと思っています。私は、よく、砂場から砂金ひと粒を探し出すぞ!という胆力と熱意が大事と話をしています。


 過去にクライアント内部の支援プランナー(※大手事業会社様への半常駐)として、2年ほど入っていた案件では、大型契約×複数年のキッカケをつくった貴重な情報を発掘した事もあります。この際は、文献調査に加えて、DVD-BOXの映像調査まで入っておりました。情報発掘からはトントン拍子でプロジェクト提案に進んでいった覚えがあります。


 単純な調査に見えて、業務や事業を左右するケースもあるのでバカには出来ません。


 大変手間と時間の取られる業務ではあるので、もし、そうした調査案件をお考えの場合には、一度、弊社にご相談下さい。



bottom of page