弊社の提案書制作の考え方について ②
- shigeru-nagai
- 2023年6月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年6月6日
今回は少し詳しくお話ししたいと思います。
提案書というのは、お客様に貴社のサービスや商品を紹介する重要なツールです。その中で、特に重要なのが、提案書前段となるテーマ設定やコンセプトです。これらは、提案書の根幹をなすものであり、貴社の理念やフィロソフィやブランドの有り様を反映したものでもあります。
では、どのようにしてテーマ設定やコンセプトを作っているのでしょうか。
弊社では、プランナーが担当しています。プランナーというのは、お客様のニーズや市場の動向を分析し、最適な提案を考える専門家です。弊社のプランナーは、提案書制作の際には、東洋哲学を思考する上でのフィルタとして用いる事があります。東洋哲学は、人間関係や道徳観などを重視する思想とも言えます。そうした東洋哲学をフィルタとするのは、提案する内容が、お客様や社会にとって有益であるかどうかを判断する基準として用いるということでもあるかと考えます。
例えば、ある商品を提案する場合には、その商品がどのようにお客様の生活を豊かにするか、またその商品が環境に与える影響はどうかなどを考えます。また、サービスを提案する場合には、そのサービスがどのようにお客様と弊社との信頼関係を築くか、またそのサービスが社会に貢献するかどうかなどを考えます。このようにして、東洋哲学な観点からも提案する内容を選びます。
もちろん、東洋哲学だけでなく、論理的思考や倫理的判断なども重視します。こうした観点は、提案する内容に深みや広がりを与える役割を果たします。
また、弊社では、常にお客様や社会にとって最善の提案を目指しています。そのためには、提案書を書く前に徹底した情報収集と取捨選択を行います。
情報収集では、お客様の業界や競合他社の動向などを調べます。取捨選択では、情報収集で得たデータや知識から必要なものだけを抽出します。この過程で、プランナーは自分自身と対話しながらテーマ設定やコンセプトを練り上げていきます。
弊社の提案書の制作スタイルは、こうした哲学的なアプローチと情報的なアプローチの融合です。このスタイルによって、弊社はお客様にとって魅力的で説得力のある提案書を作成しています。
