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◆社長日記◆ 認知症の厄介さ

  • 執筆者の写真: QSK代表
    QSK代表
  • 2023年5月30日
  • 読了時間: 2分

 本日は、認知症についてです。


 私の父は早くに亡くなりましたので、102歳で亡くなった祖父、94歳で亡くなった祖母が親代わりになって幼少から育てて下さいました。母は、ある大学の理事長秘書をしておりましたので、祖父母が親の代わりでもありました。


 102歳の祖父、94歳の祖母は、ほぼ同じ時期に亡くなりまして、幼児から一緒に過ごしてきたのですが、どちらも認知症なくとても元気にしていました。祖父に至っては90歳後半まで、大阪の中心地の梅田まで電車で40分、徒歩20分かけて一人で飲みに行っておりました。祖母も大変元気でしたから、まぁ、大変な長寿で元気な夫婦だったのだなと思います。


 ただ、どちらのご老人もそうではないのですね。


 少し困っている事がありまして、私に父はいないのですが「父」と妄想されているや、弊社の関係者(オーナー?)のように勝手に振る舞っている方がいらして、どうも認知症らしく大変困っております。


 こうした場合、どう対処したら良いのでしょうか。話し合いをしても、一方的な「思い込み」「決めつけ」の考えから全くぶれないようで、全く事実性がないし、それはあなたの思い込みですよ、と伝えても理解されません。


 警察や保健所にも相談したのですが、そのご老人とは、関係をまずは持たないようにとの事でして、そちらのご老人の親族の方が、責任をもって対応(施設等)される事案となるようでした。私は、そのご老人の血縁でもなく親族でも全くないので。逆に私が本当に血縁があるとすると、仕方なしとして施設にお願いする事が可能なのだそうです。


 私は、長寿の祖父母と最後まで一緒におりましたし、ご老人の方とは、お付き合いは全く問題がないタイプなのですが、この方のケースは本当に困っています。


 弁護士しか、やはり手が無いのかなぁと、最近、非常に思っております。



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